働きながら加藤さん

タイミングからいきなり体外受精(IVF)にステップアップ。採卵2回、移植1回で妊娠、2016年4月に男児を出産しました。2017年は凍結胚をお迎えに行きたいと思っています。

夫は優等生、夫のも優等生

自分も多くの妊活戦士の例にもれず、治療中は他の不妊治療されている方のブログを読みあさっていたのですが、そこではじめて「世の中には検査されることに不快感を示したり、検査を拒否する男性がいる」ことを知りました。

なぜならうちの夫は、検査に対する拒否反応みたいなのがなかったからです。あったかもしれないけど、表には出さないでいてくれた。だから転院するたびに検査してました。

こうやって書くと自慢みたいですが、自慢です。「夫が精液検査を嫌がらない!」とか「夫の精液検査の成績がいい!!!」とかリアルでは一切自慢できないのでここで自慢します。

1回目はNクリニックのタイミング2周期目くらいのときに、おじいちゃん先生に「ダンナさんのって調べたことあるの?」って聞かれて、無いと答えたらプラスチックの容器をくれたんだよなあ。当時の自分は不妊治療ブログも読んでなかったし、デリカシーもあんまりなかった*1ので、イヤがる男性がいるとか全く思わず*2「病院で診てくれるっつーから、これに出してくれ!!」ってポイっと夫に渡したらちゃんと対応してくれた。夫エライ。

おじいちゃん先生からはたしか採精後30分か1時間以内か、とにかく時間指定だけされて、あとは特に指示はなく。繰り返しになりますが、当時は不妊治療ブログも読んでなかったので、運ぶ時に容器をアルミホイルで包むとか、胸の谷間に入れるとか、全く知らなかったんです。

じゃあどうやって運んだかというと、

自転車の前カゴに直です。

さすがにむき出しではなく、ビニール袋かなんかには入れましたよ。バッグに入れて漏れたりしたらイヤだから、自転車の前カゴに直接入れたんです。大事じゃないけどおもしろいので2回言いました。

おもしろがっていられるのも、夫の(出したものの)成績がよかったからなんですけど。Nクリニックでは「顕微鏡の1視野に動いてるやつが20だか30だかいるからOK!」と言われていました。なんせおじいちゃん先生がレトロな顕微鏡で見てるだけなので、運動率とか細かいこと分からない。当時の自分にはツッコむ知識もないからそんなもんだと思ってた。のんきだ。

2回目は転院先のAレディースクリニックで同じように持ち込みで検査。Aレディースクリニックは不妊治療に力を入れてるクリニックだったから、運動率なども分かったけどやはり問題はなく。

3回目はKLCの初診。KLCでは診察室のモニターに夫の分身が表示されて、二人で見ました。夫はこのとき初めて自分が出したものを見たんですよね。本人より先に見てる妻wそしてKLCでも何も問題ないということを言われ。

何度も検査に付き合ってくれた夫には本当に感謝しかないのですが、これって「妊娠しない原因はほとんど自分にある」って何度も確認したと同じですよね。それはショックなことではありましたが、このあと治療を進めていくなかで予想外に悪いことがおこっても「やっぱりね、自分ポンコツだからね」ってそれほどショックを受けないようになったという面ではよかったのかもしれません。何度もショックを受けてとどめを刺されたので、それ以上ショックを受けられなかったともいえる。

とにかく不妊治療においては、夫は本来治療の必要が無い優等生で、自分の方が問題児だったということです。

*1:いまでもない

*2:想像力もない